京都のれん｜のれん専門店がつくる他にはないおしゃれなデザインのぼり

―武将のぼりとは―
複数の武士団が入り乱れる戦場で敵見方を区別するために掲げられたのぼり旗です。
家中によってその仕様は様々であり、武将によっては複数のデザインののぼり旗を掲げていたとも言われています。

京都のれんでは、実際に存在したと言われているデザインから、各武将の解説より、存在したのではないか？と思われるデザインまで様々な「武将のぼり旗」をご用意しております。

【池田輝政】
安土桃山時代から江戸時代前期にかけての武将・大名。
播磨姫路藩の初代藩主となる。姫路城を現在残る姿に大規模に修築したことで知られています。

【池田輝政のぼり旗デザイン】
※陣旗　裾白の旗に白黒段々『関ヶ原合戦図絵巻』（岐阜市歴史博物館蔵）を参考に作成しました。


＜基本仕様＞
サイズ　：180cm×60cm
素材　　:ポリエテルポンジー
染色技法：昇華転写
縫製　　：四方三巻
チチ位置：左チチ（左５つ上３つ）
1枚ずつPP入れ

「西国将軍」と呼ばれた、池田輝政ののぼり

池田輝政は、兄と父がともに戦死したことにより家督を継ぐことになりました。自分の領地に父の遺領も加わり、大身となった輝政は、豊臣秀吉政権の中で豊臣一族に次ぐ待遇を受けていたとされています。

その後、徳川家康の娘を室に迎えたことで、徳川家とも縁者となっています。

以降は、自らが播磨姫路藩主となっただけでなく、摘子以外にも4名の男子が備前や淡路などでそれぞれ独立した藩主となり、中国地方に「池田帝国」を築いたことから、「西国将軍」とも呼ばれています。

その池田輝政が用いたものを再現したのぼり旗には、白黒の段々模様が描かれています。

輝政の系譜は多くの大名家を輩出しましたが、各家が異なった意匠の旗を使用しています。「白黒段々」が宗家の特徴だったのかもしれません。