京都のれん｜のれん専門店がつくる他にはないおしゃれなデザインのぼり

―武将のぼりとは―
複数の武士団が入り乱れる戦場で敵見方を区別するために掲げられたのぼり旗です。
家中によってその仕様は様々であり、武将によっては複数のデザインののぼり旗を掲げていたとも言われています。

京都のれんでは、実際に存在したと言われているデザインから、各武将の解説のより、存在したのではないか？と思われるデザインまで。様々な「武将のぼり旗」をご用意しております。

【島津義弘】
戦国時代から安土桃山時代にかけての薩摩国の武将、大名。
戦国大名の島津義久の弟で、島津氏の第17代当主。
武勇に優れており、「鬼島津」の異名で知られ、戦国(安土桃山)時代でも屈指の猛将として当時から有名であった。


＜基本仕様＞
サイズ　：180cm×60cm
素材　　:ポリエテルポンジー
染色技法：昇華転写
縫製　　：四方三巻
チチ位置：左チチ（左５つ上３つ）
1枚ずつPP入れ

シンプルなデザインが表す意味

島津義宏ののぼり旗はこの十文字が有名です。
島津四兄弟の次男にあたるのですが、島津はこの四兄弟がいずれも優秀であったという事と、その兄弟が長男の義久の元に力を合わせたというのが島津を大きくした要因という事になるでしょう。

そして、その義久の下にあって武略を担当したのが義弘でした。
島津が強いという事を世に知らしめたのが、この島津義宏で圧倒的な力を示したのです。

耳側の戦いで大友宗麟の軍を破ってその後はほぼ九州全土を統一するというところまでこぎつけますが、豊臣秀吉の九州遠征によって撤退を余儀なくされ、最終的には島津は降伏して秀吉の配下に入る事となったのです。

その後は関ヶ原の戦いで西軍に属してしまい、決着がつくまで傍観するということで、最終的には前進撤退という極めて異例な撤退方法を選択することとなり、東軍のど真ん中に突入して突破をして撤退を成し遂げました。

この時の事は島津の退き口というように言われて、島津の強さを示す物語として後世に語られています。
釣り野伏せという敵をおびき出して伏せておいた兵で囲んで戦うというような戦法も得意としており、その強さは日本一とも言われるほどの強さの軍団を率いていたのがこの人物です。