京都のれん｜のれん専門店がつくる他にはないおしゃれなデザインのぼり

―武将のぼりとは―
複数の武士団が入り乱れる戦場で敵見方を区別するために掲げられたのぼり旗です。
家中によってその仕様は様々であり、武将によっては複数のデザインののぼり旗を掲げていたとも言われています。

京都のれんでは、実際に存在したと言われているデザインから、各武将の解説のより、存在したのではないか？と思われるデザインまで。様々な「武将のぼり旗」をご用意しております。

【加藤清正】
安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将、大名。肥後熊本藩初代藩主。
常に「前線」にあり「勇猛」に立ち向かい「現実を見据える能力」に富み最善の策、行動をとれる武闘派の武将。


＜基本仕様＞
サイズ　：180cm×60cm
素材　　:ポリエテルポンジー
染色技法：昇華転写
縫製　　：四方三巻
チチ位置：左チチ（左５つ上３つ）
1枚ずつPP入れ

端午の節句にも使われる加藤清正ののぼり旗

古来端午の節句5月5日といえば、男児のいる家では誇らしげに鯉のぼりを立て床の間には甲冑や武者人形を飾り、その子の健やかな成長を願うという風習がありました。
敗戦後は人々の価値観や生活様式が変わり、この風習はかなり廃れましたが、それでもこいのぼりは方々で見られます。

ところでその武者人形の代表的なものは、八幡太郎義家と加藤清正です。
子供たちにとっては清正が虎という異国の猛獣を退治したことがいかにも勇ましく思われたし、大人たちにとっても天下としてその武威を憚らしめた清正は八幡太郎と並んで武神の典型と思われたのです。

清正はこのような武勇よりも、高潔な品性を持っている武将として有名な武将の一人となっています。
端午の節句には鯉のぼりとともに、品性豊かで果敢に戦った加藤清正にあやかって子供がすくすくと育ってほしいとの願いから加藤清正ののぼり旗を立てる人も多くいます。

肥後熊本藩の初代藩主として政治はもちろんのこと、民衆を動かすことがうまかったという逸話も残っているのです。
民衆をうまく動かし城の築城などは規模が雄大で、堅牢無比なところに特色があります。

品性と知性、民衆を動かす動員力などわが子に持ってもらいたいという願いから、加藤清正ののぼり旗を掲げるのです。